スピードプレイ
ビンディングペダルでは最も新しい規格のペダルではないでしょうか。
SHIMANO、タイム、LOOKとビンディングペダルは使ってきましたので、スピードプレイは前々から使ってみたかったんです。
この度、スピードプレイ(レガシー)を使う機会がありましたので、そのインプレになります。
現行のWahooスピードプレイにも繋がると思いますのでよろしくお願いします。
スピードプレイとは
スピードプレイはビンディンペダルメーカーとしては最も新しいブランドとなります。
SHIMANOや、LOOKを初め、従来のビンディングペダルはスキーのビンディング形状を元に作成されていました。クリートをはめ込む動作や、リリース方法など、スキーのビンディング機構そっくり。
最も自転車の用途に特化した形状にできないかと言うことでスピードプレイは誕生しました。

見た目はクリートとペダルが逆転しているような感じ。ペダルはキャンディーみたいに先が丸いボディー。クリートは他社より大きい。今回使うのはスピードプレイライトアクションになりますので、解放する角度は15゜になります。ゼロは工具を使用することで解放角度を左右で変更可能です。
クリートの固定力は、クリートに装着されるCクリップの硬さで決まる様。ライトアクションは固定力はそこそこなので、着脱優先のモデルになります。スピードプレイの特徴である「表裏のないクリート着脱」のメリットを最大限活かせるのが、ライトアクションモデルだとおもいます。
現行のWahooスピードプレイとの違い
現行のWahooスピードプレイとはペダル形状がことなります。レガシー(wahoo以前のモデル)で使用していたクリートとは互換性がありません。
レガシーのボディーは現行wahooクリートと互換性がありますが、ライトアクションはちょっと条件があります。イージーテンションのWahooスピードプレイクリートの解放角度を15゜に設定すれば使用可能となります。
ライトアクションモデルのクリートが、ゼロのクリートのように解放角度を微調整できる仕様ではないので、15゜の解放に合わせないと都合が悪いようですね。
ライトアクションとゼロの違い
レガシーのライトアクションとゼロは、ボディー形状が異なるため、クリートも互換性がありません。
ライトアクションにゼロのクリートを使用するとめっちゃハマりづらい。
ほんと、パッと見どっちがライトアクションかゼロか分かりづらい。中古ではペダルだけの販売が多く感じるので、クリートを買い間違えないようにしましょう。wahooクリートのイージテンションを買って角度を15゜に設定して使用するほうが、安心して商品を購入できるでしょう。

スピードプレイを使いたかった本当の理由
実は、単純にスピードプレイを使いたかったというというより、あるパーツをつかってもスピードプレイが使用できるか試したかったんです。
それが「スコプレ クリートシム」です。
初代から使い続けているスコプレのクリートシム。クリートの取り付け位置を下方にオフセットでき、下死点でのペダリングパワーのベルトルを変化させるアイテムです。単純に、着けるだけケイデンスとパワーが上がるアイテムです。

今は第2世代の、さらにクリートをオフセットして取り付けできるスコプレを使用しています。
これがないと違和感しかないくらい馴染んでしまったので、スコプレを使いながらクリートの着脱もより簡単にしたくスピードプレイを使ってみることにしました。
取り付けには少し工夫がいるというか、初代と第2世代に付属するネジパーツを組み合わせると取り付けができました。初代のリンクはこちら
スピードプレイにスコプレを装着するには、まだ改善点があるため、今後も色々試行錯誤を繰り返してみます。現状は問題なく200キロほど走行できています。
クリートカバーは必須。レガシーモデルはクリートカバーがない!?
早速使い始め思ったことが、スピードプレイにはクリートカバーが必須と言うこと。

この剥き出しの状態ではとても歩きにくいし、1セット1万近くもするクリートがどんどん削れます。
単純に滑りやすいのでまともに歩けません。この取り付けネジも、歩き続けることで潰れる事は目に見えてます。
このクリートカバーは、クリートにネジ止めされるため、レガシー純正で発売されていたクリートカバーのように劣化による脱落がありません。
クリートカバーを付けたまま、ペダルへの着脱ができるスピードプレイをメリットを最大限活かせるクリートカバーだと思います。
Wahooスピードプレイも使ってみたくなった
レガシー(旧スピードプレイ)をしばらく使ってみて、表裏のないクリートキャッチ機構はとても便利でした。足元をみなくても、ペダルを踏み込めばハマるこの感覚は、ビンディングペダルデビューするユーザーにオススメしたいです。
Wahooスピードプレイからは、現行クリートは勿論レガシーのクリートも使用可能です。
レガシーユーザーもWahooスピードプレイに買い替えることで、クリートの予備も含めこれからも末永くスピードプレイを楽しめることでしょう。
パワーメーターペダルもリリースされています。
スピードプレイ、ぜひ一度使ってみてください。


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