皆さま、チェーンのメンテナンスやってますか?
なんとなくめんどくさいからサボりがちだし、いつ注油していいかもよくわかりません。
近年、液体ルブではなくチェーンワックスが話題となってます。あのセラミックスピードも独自のチェーンワックスを開発しました。もちろん最速をうたっているわけでして、セラミックスピードのチェーンワックスは手に入れられませんでしが、チェーンワックスは入手できたので、その性能を施工方法をご紹介します。
フィニッシュライン ヘイロー ホットワックス ルブリカント

アメリカのルブ(潤滑剤)や洗浄剤など、ケミカルアイテムを作るメーカーからリリースされているのが、「ヘイロー ホットワックス ルブリカント」になります。
ご家庭でも使える仕様で、鍋の中にこのワックスをパッケージごと投入して温め、その中にチェーンを入れて施工するという内容です。料理でもしてるようなイメージ画像ですね。施工中の画像はこちら

チェーンをワックスに漬け込んで15秒ほど経ったら取り出します。結構速く乾き始めるので、取り出したらそのままチェーンは放置して乾かします。
これだけでワックスコーティングの完成。
ヘイロー ホットワックス ルブリカントの効果とは
ヘイローホットワックスルブリカントには、「高精製パラフィン」が含まれていて、ドライで強固なコーティングを形成し、水分と汚れの吸着を大幅に低減します。
乾燥した環境、湿潤な環境のどちらでもドライブトレインの性能を劇的に向上させ、比類のない摩擦低減効果を発揮してくれる優れもの。プロにも供給されるレベルの製品の為、その品質は確かです。



このチェーンワックス、e-Bikeに最適だと思います。精密機器の塊でもあるe-Bike。防水になってるとはいえ、やたらと水は掛けたくない。だけど、使用する度にドライブトレインは汚れるので洗車は必要。
チェーンワックスは液体ルブとは違い、劣化でドロドロになることはないので、ドライブトレインの清掃が基本的にない(頻度がとても少ない)メリットがあります。
僕も通勤で使ってる電動アシスト自転車のチェーンは全て「ヘイローホットワックスルブリカント」を使用しています。
「セラミック ボロン ナイトライド プレートレット」の相乗効果によって摩擦や摩耗を低減し、ドライブトレインの寿命を延ばすデータもあるので、コンポーネントの延命にも繋がることでしょう。
ワックスを付けるのが難しい
いいことばかりかと思いますが、ちゃんとデメリットもあります。
ヘイローホットワックスルブリカントは2度付け厳禁です!!
溶けたワックスの中にチェーンを漬け込むのですが、ワックスが冷えると凄い勢いで固まるため、2度付けすると余分なワックスがチェーンにまとわり付きます。
余分なワックスの量が多いと、駆動ロスにもなります。そしてチェーンが動く度にワックスカスがそこら中に落ちる始末です。
ワックスが固まった直後のチェーン
もちろんワックスが固まったあとのチェーンはカチカチになります。これ大丈夫?ってくらいカチカチになるので、一度手でチェーンをほぐす必要があります。
ほぐし方はそれぞれですが、ちゃんとほぐさないとチェーンがうまく動作させず歯飛びの様な現象がおきます。
私は固まったチェーンをスプレー缶のようなものに当てながら、左右に引いてコマの動きをほぐしています。
ワックスが床に飛び散るとめんどくさい
これが一番萎えました。
ベランダで作業してたのですが、余分なワックスを切る度に結構飛び散ってたんです。後日ベランダをみると飛び散ったワックスが点々とベランダに付着していました。
このワックス、水はしっかり弾き、パーツクリーナーをかけても落ちにくい。お湯をかけても溶かしながら洗い流しましたが、結構な労力でした。
ヘイローホットワックスには、つけやすいモデルも
ヘイローホットワックスルブリカントには付けやすいモデルもございます。


漬け込んでコマのすべてに浸透させるのも悪くないですが、作業場の確保ができないと難しいです。
このタイプなら日頃のメンテナンスでも気軽にチェーンワックスが使えて便利です。
フィニッシュラインはラインナップは豊富
フィニッシュラインはケミカルアイテムの大半を製造、販売しているブランドです。
アマゾンでフィニッシュライン製品は購入可能です。代表的な商品よアソシエイトリンク添付していますので、気になる方、もう使ってるよって方もクリック、購入よろしくお願いします。


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