GarminEDGE850/550
新型サイクルコンピューターがリリースされてますね。大きな反響と、今まで感じた事がないほど売れ行きがいい商品だとおもいます。
GarminEDGE850/550についてはブログで紹介しています。ぜひリンクからアクセスしてみてください。
そんな中、Garminから面白いシリーズもリリースされていました。そう「Garmin EDGE MTB」です。
その名の通りマウンテンバイク特化Garminなのです。マウンテンバイクをさらいに楽しく、さらにスキルアップしてくれること間違いなしのアイテム。
そして、グラベル、ロードバイクでもGarmin EDGE MTBは十分使える事が実機を操作して分かったので、今回はGarmin EDGE MTBについてご紹介していきます。
マウンテンバイク特化Garmin
マウンテンバイク特化サイクルコンピューター「Garmin EDGE MTB」何が機能的に特化しているのかご紹介します。




その他にも、トレイルやダウンヒルでジャンプした回数や滞空時間の計測も行ってくれるなど。まさにマウンテンバイクの楽しむ為だけでなく、スキルアップにも必須のサイクルコンピューターです。
ロードバイク、グラベルでも使いたい機能満載
単にマウンテンバイクの為だけでないのがGarmin EDGE MTBの良いところ。
ナビゲーションしてくれるのはもはや当たり前。
ClimbProによりこれから登る坂が何本出てきて何キロ続くのかも把握できます。
各種センサー、パワメ、電動コンポーネントととも接続が可能。スマホと接続してEDGE MTB上で音楽再生操作もできます。便利すぎるやろ。
トレーニング機能にも対応しているので、GarminConnectでワークアウトを作成してトレーニングを楽しむこともできちゃいます。世界を代表するサイクルコンピューターブランドなので、ここまでの機能はもはや標準装備の域なのでしょう。
実際多機能過ぎてほとんどの機能を使いこなせいユーザーのほうが多いほどですので、MTBにも特化してくれてるなら願ったり叶ったりかも
一番の見どころ。タイミングゲート。
Garmin EDGE MTBの目玉機能ともいえるのが、「タイミングゲート」です。

この機能、あらかじめ走行するルートにゲート(ラップを刻むポイント)を設置することで、自動的にゲート間のタイムを計測してくれる機能になります。
マウンテンバイクは主に登り、下りがメイン。ロードやグラベルのようにレバー操作でサイコンを遠隔操作してラップを取る事は困難です。マウンテンのみならず、ロードやグラベルでもラップを取るのが難しいシチュエーションがあるはず。
タイミングゲートの主な使い道としては、ダウンヒル練習やトレイル、クロスカントリーコースの周回練習時に使用します。各セクションのタイムを自動的に計測するため、タイムが伸び悩む個所への対策を取ることができます。トレーニング内容の分析にもなるでしょう。
ロードでは、僕は朝から決まって15キロほど坂メインのコースを走るので、タイミングゲートを設置すれば、
「ここのカーブからの立ち上がりが遅いな」
「いつもここで速度が一気に下がってる」
など、脚質の弱点も分析できるかも。
この機能はGarmin EDGE MTBのみの機能となります。
クリテリウム、タイムトライヤル、グラベルレースにも使える。
タイミングゲートをうまく活用しよう。
Garmin EDGE MTB自体、かなり軽量な作りとなっています。EDGE130に次ぐ重量となっており、昨今バッテリーの巨大化と機能性拡充のため重量が重くなってきている最新モデルから比較すると、圧倒的に軽い。
ハンドル周りのアクセサリーが軽くできればそれだけレースでは有利になる可能性が出てきます。レース中は機能を制限して必要な情報のみに標準できるデータをしぼりますしね。
クリテリウムなど落車が起きやすいレースでは、EDGE MTBの堅牢で軽量なボディーは精神的にも気兼ねなく使用できます。(落車で画面が割れたり、爪が折れたら・・・そんな心配せずレースに集中できます)
タイムトライヤル(TT)やトライアスロンレースでDHバーにEDGE MTBを付けても、ハンドリングに影響しづらい重量と本体サイズになっています。DHバーにサイコンってなかなか付けづらいんですよ。
EDGE MTBには付属で「トップチューブマウントも付属するので、トップチューブにバッグ等が付いていないのならトップチューブにサイコンを付けてしまえば、コックピット周りはよりスタイリッシュになることでしょう。EDGEシリーズならEDGE MTB以外でも取り付け可能です。
デメリットのご紹介。まだアプデ待ちなのかも・・・
ここからはデメリットのご紹介。
まずEDGE850/550のようにストイックなトレーニングメニュー、管理には対応していません。パワメなど周辺機器の接続には対応していますが、ここは機能を制限して軽量と耐久性を取ったがゆえでしょう。
稼働時間では850/550に匹敵する14時間稼働となりますが、先代540に比べると稼働時間が少ない。価格もEDGE MTBが若干高く、どこまでいっても「MTB」に特化した性能ゆえにロード、グラベルユーザーはどっちかというと850/550を買うんだろうなって印象です。画面解像度では全く足元にも及びませんし。
そして、目玉機能の「タイミングゲート」。これはネット上のマップからではゲートを設置できないのです。現地に赴きゲートを設置する必要があります。一度ゲートを設置してしまえば、保存データからいつでも呼び出せるようにはなるのですが、まぁ始めはめんどくさいでしょう。ここが今後のアプデによりマップ上でもゲート設置が可能となれば間違いなく神器となるでしょう。
Garmin EDGE MTBはレースに出ようかなってユーザーにオススメ
いかがでしたでしょうか?MTB特化型サイコンとうたっているいますが、ちゃんと基本的な機能はおさえてあるので、ロードやグラベルでも十分使えるじゃないかと言う印象でした。
ロードを初めたユーザは、きっとナビ機能にこだわると思います。Garminのナビゲーションは言わずもがなとても優秀で、管理もしやすい。GarminConnectさえあればとりあえずどうにかなるくらいナビゲーション機能は得意。その点はしっかりEDGE MTBでも体感できるし、多機能過ぎて価格に似合った使い方が出来ないかもと心配しているユーザーにもオススメできるサイコンだとおもいます。
僕みたいに決まったコースをトレーニングで走り、たまにナビゲーション使って遠出する使い方なら、EDGE MTBでも全く問題ないでしょう。
タイミングゲート機能がほんとに優秀。今後アプデでマップからもゲートを設置できるようにしてください!
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